パースについて
市民の勉強会として外国の方と何らかのテーマを話す時には内容をコンパクトにまとめ邦文と英文を併記して記述する必要があります。また相互の理解促進のためスケッチやフロー図をつける場合もあります。すると結局、邦文・ 英文・イラストの3つの要素があるフォーマットが自然と必要とされると考えています。

このようなフォーマットをパース(peirce)と名前をつけました。
そのフォーマットのサイズを考える際にはA4サイズ横向きを考えますが、同じサイズの縦向きなどもコンテンツによって利用します。一つのパースの中でA 4サイズ1枚に収まらない場合は1/2、2/2などをヘッダー部分に記入して複数枚で利用しています。

 

図1 パースのフォーマット ヨコ

図2 パースのフォーマット タテ

【ヘッダー、フッターの説明】ヘッダー部分にはタイトルと作成日付を記入します。将来対応のためそれぞれのパースのキーワードを記入します。
次に、フッター部分ですが、短い文字のメモ及び協会のロゴ、そして下記ルールに基づいて分類したパースの番号が左下に記入されます。
【発番のルールについて】
原則として下期の表1に従って番号は発売されます。もともと パース は内容をコンパクトにまとめ表現する書式であるとしていますが2024年に見直しがあり、コンパクトには扱えない長いテーマの時は番号に対してa、b、・・などの枝番をつけることで対処しようと定義されました。それぞれのパースは最初に公表された時、末尾の改版の値は「00」にて始まりますが、内容の見直しがあり改版が出来上がった場合「01」(または次の数字)にて新しいパースがリリースされます。この場合旧版のパースは削除されず、そのまま公開されます。改訂の歩み、話題の箇所が誰でも後からトレースできることがパースの利点だとしています。
 表1 パースの発番ルール

パース(peirce)には、自分の誤りを認める、未完成でありこれから改善を目指す、自分以外のものを尊重する、といった意味があります。